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南インド料理の食べられるスポットが確実に増えていて、この夏はこれまでに3回食べた。 ついついミールスを頼むので、なかなかドーサや他の料理にたどり着けない、という贅沢な悩み。 ![]() ![]() ![]() A-Raj (池袋) # # #
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by rflux
| 2019-08-04 17:08
| 生活する
![]() 台湾に一泊の弾丸訪問。限られた自由時間は、ほぼお茶の試飲と購入に費やした。 台湾のお茶については、まったくの初心者なので、とりあえず、お目当ての"ミルキーなやつ"(金萱)を探す。お店でいろいろ香りをかぎ、試飲させていただき、いちいち感激。軽く焙煎した凍頂ウーロンとか桃の香りのするウーロンとか、次々と登場。また、昨年ジョージア(グルジア)で出会った衝撃の野生紅茶、なんと、台湾でもまったく同じのものが作られていた(南湖紅茶)。この香り、キレ、コク。 最後の空港まで、茶チャちゃ!を追い求めた台湾であった。 # # # #
by rflux
| 2019-08-03 17:46
| 旅をする
Gully Boy ( Zoya Akhtar / India / 2019 )
![]() ...またしても、ノックアウト!!なんじゃこれ、また最高じゃん!! ムンバイのイスラム教徒のスラム地区で育った若者が、ヒップホップと出会い、詩の世界とラップを通じた表現を身につけ、人生を変えて行く。辛く貧しい環境、愛、友情、葛藤、挫折を乗り越えたスターダム!という、よくあるストーリーなんだけど、なにせ、インドがベースである。 インドにおけるヒップホップなんて全然考えもしなかったので、言葉のリズム感が面白い。(ヒンディー語のムンバイ方言みたいのでやってるのかな?)また、このZoya Akhtarはお父さんが、ボリウッドで多くの歌詞を書いている著名な詩人Javed Akhtarで、作品に父の詩がよく使われる。ヒップホップはまさに詩のアートであり、ムンバイのスラムで暮らす若者の視線からの詩が、映像と共にリリカルに流れるのがとても美しかった。(音楽担当はKarsh Kale。) 主役のRanveer Singhがこんなに演技うまいのも知らなかった。彼は超イケイケ、クレイジー・ファッショニスタのイメージ(→こういう感じ)が強くて、役もギンギン系しか知らなかったが、今回は、自信がなく引っ込み思案の別人オーラ。ステージで自信をつけていく時も、戸惑いを隠せないのが絶妙に滲み出ていて、本当うまい。(監督インタビューによると、ステージのシーンでは、イケイケになりすぎて、監督からダメ出しをくらったこともあるとか。) 彼女の新作は、Amazon Primeのテレビドラマシリーズ、Made in Heaven ということで、早速見ないと!! # # #
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by rflux
| 2019-04-21 12:48
| 観る (films & tv)
ますますホットなPodcast業界、今年も新しい番組がどんどん出て来て、聴きっぱなしであった。定番 (Fresh Air, This American Life, Stuff You Should Know, WTF, Kermode & Mayo's Film Review, etc.) に加え、いくつか印象的だった番組: 10年経っても未解決、パキスタン首相Benazir Bhuttoの暗殺に、イギリスの看板ジャーナリスト、Owen Benett-Jones氏が、渾身こめて突っ込む。今年一番のゾクゾクであった、気合いの入った11エピソードの番組。彼女については何も知らなかったけれど、暗殺のニュースを知った時、「ああ、本当に殺すのだ」と、ひどくショックを受けて、心底イヤな気分になったのを覚えている。自爆した若い男の身元は分かっているが、誰が黒幕か、あらゆる事項が方向を示しているのに、罪を問えない、根深い腐敗。 Believed (NPR / 2018) ![]() こちらも、制作側の気迫が伝わる、パワフルな作品。2016年に逮捕された、アメリカオリンピック代表女子体操チームの専属医師であった Larry Nassar が、性的虐待の罪で有罪判決を受けるまでを追う。30年以上に渡り、300人を超える子供や女性に暴行・虐待を続けてきた。過去に、何度も、警察まで通報が行ったのに、なぜ見過ごされてきたのか。勇気を出して声をあげた子供が、なぜ、自分の親にすら信じてもらえなかったのか。そして、どう、その流れが変化したのか。被害者、関係者、加害者の周辺に、9エピソードかけて丁寧に耳を傾ける。絶対繰り返してはならない、今かすかに発されている危険信号を見逃すな、という強いメッセージが伝わった。 "Criminal"という、あらゆる「罪」をユニークな角度で切り取る番組の制作チームが、「愛」をテーマに追加番組を立ち上げた。孤独を愛して、40年間隔離された山奥で生活する男性との対話、コバルトブルーに取り憑かれたアーティスト、プリンスの"Nothing Compares 2 U"に隠された「愛」の話、など、優しい視線とクールな洗練さが気持ちいい番組。 Ear Hustle (PRX, Radiotopia / 2017~) ![]() なんと、カリフォルニアの刑務所から発信される、画期的Podcastシリーズ。2017年から始まり、3シーズン目。食事、友情、面会、恋愛、家族、洗濯、趣味、などなど、全く知らない、アメリカの壁の中の様子を、この刑務所でボランティアをしているビジュアルアーティストの女性と、かれこれ20年以上牢獄生活をしている男性が、なんとも穏やか&フレンドリー&ユーモアも絡めてレポート。そして、ここに来て、この男性がリリースされる、という大変嬉しいニュースも。 Death in Ice Valley (NRK & BBC World Service / 2018)ノルウェーのラジオ局とBBCの共同制作で、47年前に、ノルウェー、ベルゲン近郊で起こった、ある女性の焼身事件を追う。残されていた荷物の、服のラベルは剥がされ、身元のわかるものが一切ない。ソビエトのスパイ?ハスキーで可愛いノルウェーの女性記者の語りがいいし、音作りもダークでミステリアスな雰囲気を盛り上げ、北欧ミステリーのドキュメンタリー版といったところで、抜群の面白さだった。 こちらも30年前、アメリカで起こった未解決殺人事件を追ったもの。このジャンルは大人気で、次々番組出て来てるけど、これは、話の構成力がピカ一だった。林に放置されたドラム缶から出て来た三つの死体から始まる、長く、暗い、シリアルキラーの話。 # # # #
by rflux
| 2018-12-29 11:40
| 聴く
Western ( Valeska Grisebach / Germany / 2017 )
![]() ギリシャとの国境に近いブルガリアの片田舎に、工事の出稼ぎに来ているドイツ男性グループの一人が主役。暑くて乾いた土地、小さな集落。ドイツ人の労働者も、ブルガリア人の村人も、顔・体・表情、そして、その場の空気感が、ジワジワとスクリーンから匂ってくる、私の大好きなリアルな映画体験。 そして、言葉が通じず、価値観もまったく違う土地に、ポツリと無防備に身を置いた時の、腹の底にくすぶり続ける独特な不安と恐怖が、実に正確に再現されていて、旅をしている感覚に陥った。 主人公の男も、どうも信頼できず、言葉の壁も重なり、どの人も掴み所がない。観ている側に、そうした距離を作って、そのまま空気感をしっかり伝える、という手法が新鮮でした。 まったく知らない、ブルガリア。最後は、ローカルな大衆音楽も聴けて、こんな音楽で、こんな風に踊るのね、と興味津々。(自分が聞いたことある中では、ルーマニアあたりと近い雰囲気。) # この作品は、つい先日、映画評論家 Justin Chang氏が、アメリカNPRラジオ番組、"Fresh Air"で話した、彼の2018年のベスト映画で知った。テーマ別にペアで選出しているのが面白い、味わい深いピックである。一位を含め、半分観れてないから、これから楽しみ。 # # # #
by rflux
| 2018-12-27 10:27
| 観る (films & tv)
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