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秋晴れに黄金に輝く木々、淡いモスグリーンに波打つ草原、燃えるように真っ赤な木の実、小さな花、そして、荒々しく打ち寄せる海。色合いが、本当に絶妙で、心トロけました。 海岸沿いに自然遊歩道が続くので、車道から脇に入りホクホクと進んで行ったのだが、笑っちゃうぐらい道があらゆる動物のフンで埋め尽くされている。まるっこいのから、ボテっと大きいのまで、絶対一寸の隙もないぐらい、山盛りに道に散らばっていた。 というわけで、心洗われる美しさに包まれ、足元はフンだらけ、という、変な組合せであった。見渡す限り、ウサギもヤギもいなかったけど、いったいなんであんなに大量に散らばってるんだろ。 道沿いに並ぶ家が、どれもとっても素敵で、何しにきてんだろというぐらい、家の写真ばかりとっていた。モダンさ、シンプルさ、心地よさのバランスが気持ちよく、今回スウェーデンでもデンマークでも、家に目がいく事が多かった。 さて、結局行かなかったけど、実は当初、この町のお隣にある、Hovs Hallar がお目当てであった。というのも、ここは、かの「死」が、チェスをした所だからである。↓ Ingmar Bergman監督作品、"The Seventh Seal" (『第七の封印』、1957) のロケ地らしい。 とはいえ、ミーハーでちょっと見てみたかったぐらいで、この作品も実は全然記憶に残ってない。やっぱり来る前に、ちゃんと「パーソナルBergman特集」を組んでおくべきであった。去年亡くなったとき、多分沢山レトロスペクティヴやっていたのだろうけれど、見逃してしまった。 この他にも、彼はこの地方で、"Wild Strawberries"や、"Hour of Wolf"などの代表作を撮影しているとのこと。戻ったら、ベルイマンの撮ったあの海や草原を観てみよう。 関連記事(Skåne地方の観光サイト)
by rflux
| 2008-10-28 03:41
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