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UK映画誌 Sight & Sound 6月号が届く。「早く観たい!」リストから1つピックアップ:
Goya's Ghosts (Milos Forman, Spain, 2006) Milos Formanはチェコ出身のベテラン監督。Formanといえば、何と言っても「カッコーの巣の上で」や「アマデウス」だが、個人的には、ハリウッド進出以前の、イキイキとしたスピリットとほろ苦いユーモアに満ちたチェコ作品群のほうが愛着がある。 この久しぶりの作品では、スペインの画家、ゴヤの生涯を描いた。画家を演じるのは、Lars von Trierの作品などで知られるスウェーデンのStellan Skarsgård。ただ、シノプシスや評論を読むと、主役は"悪い"僧侶役の Javier Bardem らしい。彼は、スペインの誇る、現役俳優の世界一!!の一人だと思う。 幼少期から死までを辿る伝記映画の型からはずれ、時代の流れを、主人公はアウトサイダーとして覗き込んでいるという設定とのこと。Formanと共に脚本を担当したのは、フランスのJean-Claude Carrière。ブニュエルから大島渚といった蒼々たる監督の名作・怪作を書いてきた人だ。 ということで、裏も表も役者が勢揃いの大作、どんなもんでしょう。楽しみです。
by rflux
| 2007-05-23 23:50
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