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7泊のマルセイユ滞在は、ほとんどが穏やかな快晴に恵まれる。ぽかぽかとのどかな日曜日、街のシンボルである丘の上の教会にでも観光しようということになった。
バス停でしばらく待つ。と、一緒に待っていた旅行客が、ローカルの人に話しかけられた後、我々に一言、"No bus."。よく見ると、時刻表の上に、何やら紙が貼ってある。仕方ないので、街をぶらぶら散歩していると、どうやら地下鉄も止まっているらしいことがわかった。 日曜だからかなあ、などと呑気に言いながら一日当ても無く歩き回ってすごした。言葉を知らない無知はオソロシイ。夜になって、パリに住む日本人の方からのメールで、ニュースを知る。 前の晩に、マルセイユのバスが襲撃されたというのだ。去年パリ郊外からフランス各地に飛び火した北アフリカ・アフリカ系若者の暴動のきっかけとなった、警察による若者2人の殺害事件の一周年で、パリやマルセイユで、再び暴動が起こったらしい。 火炎瓶が投げつけられ、乗客の女性一人が重傷の大やけど。この暴動に対し、日曜日はバスと地下鉄の従業員がストライキを起こした、というわけだった。
by rflux
| 2006-11-04 06:17
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