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Twitterもしないし、話題はスローに勝手なわけで:
今回も残念ながらロクにWorld Cupは見られませんでした。ただ、ちょうど開幕前に、書店に平積みになっていた『アディダスvsプーマ』(Barbara Smit著)を読んで、この2つの「兄弟」ブランドのドロドロした歴史と、熾烈なスポーツビジネスの裏側を覗かせてもらったので、いちいちカメラに映る"FIFA 公認”ボールのAdidas ロゴや、それぞれのチームのユニフォームのブランドに目がいってしまった。 私はこの2つのブランドのスニーカーは両方好きで、どちらかというとPuma派。でも、誠実地味な職人は弟の立ち上げたAdidas側で、兄のPumaは結構「性格悪い〜」という生い立ちのようで、ちとショック。 が、ここ数年で財政を経ち直したPumaが、意識して"urban jungle"的ブランド、そして戦略的にジャマイカやアフリカ諸国のスポーツチームへユニフォームを提供し、尖った「クール」さを狙っていったのを知った。(私はまんまとそのツボにハマった一人だった。) で、今日知ったのは、この2ブランド、こんなところでまで競り合っていたってこと: Adidasはブラジル人デザイナーによる"Unity"フォント。 ⇒Adida's "Unity"詳細記事 対するPumaはイギリス人デザイナーによる"Crepello" & "Olembe"という2つのフォントで勝負。 ⇒Puma fonts 詳細記事 詳細記事の写真を見ていただくと分かる通り、いや〜〜これは、もう、圧倒的に"Olembe"フォントの圧勝だなあ。もちろん、フォントデザインだけでなく、ユニフォームとのデザインと一体となっての素晴らしさなんですが、超Fresh!!かっくい〜。さすがPuma。とにかくアフリカ各国チームのユニフォーム、めちゃかっこいい。 私はグラフィック系デザイナーの中でも、フォントをデザインするタイプ・デザイナーには一番無条件でひれ伏してしまうので、こんなところにも腕利き職人デザイナー達が活躍していることにしみじみ感心してしまったのでした。
by rflux
| 2010-07-22 23:23
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