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昔、かなり落ち込んでいた時期、カミユかサルトルかBarbusseか、その辺の方が書いた、
"Everyone lives in his or her own hell." 「人はそれぞれ、自分の地獄に生きている。」 という言葉に、なんだか、とても慰められて、気が楽になったのを覚えている。ダークなんだけど、その時に、この言葉は、ピタっと効いた。 フっと手を差し伸べてくれる言葉っていろいろで、取りあえず、私が誰かを励まそうなどと思って考えつくような言葉ではなかったりする。 暮れにasahi.comの特集記事「いじめられている君へ/いじめている君へ」を興味深く読んだ。その中で、 劇作家・鴻上尚史氏の、「とにかく逃げろ。学校なんか行かなくていい。」という呼びかけに、なぜかホっとした。 そもそも、学校や企業といった用意されたシステムから外れてもいいじゃん!と受け止められる社会なら、陰湿ないじめは起こらないかもしれないが、問題が起こっている以上、逃げ道をちゃんと用意するのは解決策の1つだろう。 テレビで聞いた精神科医・香山リカ氏のモットー: 「他人にやさしく。自分にはもっとやさしく。」も、いいなあと思った。なかなか前半の実行が難しかったりするんだけど...。
by rflux
| 2007-01-16 14:25
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