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CD4-5枚しか持ってないけれど、どれもメチャクチャかっこいい。 10年以上前に手に入れた Khalifa Ould Eide & Dimi Mint Abba の "Moorish Music from Mauritania" (写真左)は、マイ all time ベストに入る名盤。'01年にパリで手に入れた Ooleya Mint Amartichitt の DVD (中央)には完全ノックアウトされて、鳥肌、呼吸困難、涙、と大変だったし(?)、今年、東京・渋谷の El Sur Records で買った Moudou Ould Mattalla の "Guitar of the Sands" (右)も、今年一番聴いているお気に入りだ。 乾いた力強い歌声。荒削りなドラムと手拍子。それに絡み付くエレキギターの音色の宇宙的な広がり。無駄なものが全て削ぎ落とされ、ピンと張りつめているのに、くらっと酔わせる、不思議な音の空間。 最近フト、この遠い異国に思いをめぐらせた:一体モーリタニアって国は、どうやってやりくりしてるんだろう? 石油が出るって話も聞かないし、鉱山や産業がありそうにないし、観光も皆無だろうし、国のほとんどが砂漠だし... --タコか! この頃、スーパーで売っているタコは、大抵「モロッコ産」か「モーリタニア産」。タコの消費が多分世界一の先進国、日本のタコ市場を握っているのである。これはすごいことに違いない。妙に色が良く形の整った輸入タコは薬づけと想像するが、大のタコ好きなので、ついつい買ってしまう。お刺身でも、カルパッチョでも、タコキムチでも、タコは本当に美味しい。 こうして、私もモーリタニア経済に小さな貢献をしているのだなあ。いや、どうだろう。モーリタニアの漁村がこれで潤っているのだろうか。乱獲、環境汚染、金は、貿易商に、というところかもしれない。 ( 近年は石油も出たとのこと。Mauritania: BBC Country Profile)
by rflux
| 2006-09-21 21:29
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