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インド・ヒンディー娯楽映画、"ボリウッド"との最初の出会いは、1996年に観た "Khuda Gawah" ("God Is My Witness" 1992) だった。今でも "My Bollywood Best" に入るお気に入りだ。
インドが映画王国であり、何やらスゴイらしいとは聴いていたが、インド系ビデオショップに行っても、字幕が付いておらず、なかなか観る機会に恵まれなかった。 そんな中、何故かこの作品は、アメリカでの配給にこじつけ、ミニ・シアターでの上映後、英字幕付きでビデオがリリースされた。(その経緯についての記事があったらしいが読んでいない。) 何もかも初体験で、始まりの男優の濃ゆい顔のアップから、ラストの大スペクタクル感動シーンに至まで、衝撃・爆笑・戸惑い・拍手喝采とフルコースの3時間だった。(このエロい顔した主役が、インド映画史上最大のスター、Amitabh Bachchan であったとは。) 見終わると、感動を分かち合おうとインド系の友達に電話をかけたが、そんなの子供の時からイヤになるほど見てるよ、とシラけた態度で流された。 そして、他のボリウッド作品のアメリカ・リリースが続く事もなく、月日は流れ、2000年。ふと、通りがかったインド・ビデオ・ショップを覗くと、ありましたよ。英字幕付きDVD!! それも、沢山並んでいる。 2000年というと、アメリカでもDVDはまだ"出始め感"があったというのに、インド映画の強力な増殖力といおうか。 さっそく借りたのが、"Blandi" と、"Dil Se.." 。たまたま手に取ったこの2本に、またしても完全ノックアウト。ここから私のボリウッド中毒が始まったのでした。(名作"Dil Se.."は、日本でも上映され、ビデオ・リリースされています。) 少し経って、どこかの記事に、英字幕付きDVDの普及によって、今まで足を踏み入れられなかったボリウッドを見始めた人々が(アメリカに)いる、と書かれていた。同じように、新たな世界に遭遇した物好きな仲間がいたのかと、少しうれしかった。
by rflux
| 2006-12-03 15:15
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