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久しぶりにおうちでゆっくり映画鑑賞。たまたま音楽がテーマの2本を続けて観た。どちらも、手作りの音楽の喜びに満ちた、いい作品でした。
1) We Are The Best! ( "Vi är bäst!" / Lukas Moodysson / Sweden / 2013 ) 1982年、ストックホルム。中学生の女の子3人が、パンクバンドを立ち上げるまでのお話。今となっては、スウェーデン語の響きも、ピンと張りつめた冬の空気感も懐かしい。 とにかく勢いだけで「スポーツ嫌い、スポーツサイテー!!」とひたすらがなりたてる。演奏も歌もメチャクチャなんだけど、この年齢ならではの思考回路と行動の描写がドンピシャで、愛おしくって笑っちゃうし、渦巻く気持ちが、3人の表情や佇まいに滲み出て、こちらもポカポカ心が熱くなってくる。 手探りで、荒削りで、一生懸命で。この年頃に、音楽を、聴くだけでなく、表現として生み出すことに繋げるって、いいなあ、素敵だな、と思った。 2) Begin Again ( John Carney / USA / 2013 ) ダブリン出身、前作、"Once"も音楽テーマで、とても良かった監督の新作。Keira Knightley扮する失恋モードの無名シンガーソングライターと、Mark Ruffalo扮する、落ちぶれモードの音楽プロデューサーが出会って、ハンドメイドな音作りをして、立ち直ってゆくストーリー。 ストーリーは珍しくなくて、ありがちなラブストーリーになりそうだけど、Catherine KeenerやMos Defなども脇を固めた、いい役者陣と、ちびっとビタースウィートなほどよい味付けで、温かくまとまった作品になっていた。作品中で演奏されるどの曲もなかなかよかったし。 # 今年も、沢山、生で音楽を楽しみたい。 # # #
by rflux
| 2015-01-20 13:59
| 観る (films & tv)
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