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Malmöのストリートで、美味しいものに出会った。その名も、Burek。
ある日近所をフラついていたら、目についた、"Burek King"。Burger Kingのパクりかしら、イヤねえ。 ...でも写真はソソられるし、バルカンの味、ってあって、大いに気になる。 ラスコーリニコフ的青い顔した人から、"ホウレン草&フェタチーズ"を一切れ試しに買ってみる。大きな丸いパイ状のモノを、大きくカット。一切れ、25SEK、380円ぐらい。 これが、何とも美味しかったのです!!パイ状にレイヤーになった生地は、グっと来るほどモッチリと密な歯ごたえ。デンプン好きにはたまらない食感である。Börekとも綴られ、トルコ発祥だそう。 YouTubeで作り方ビデオを何本も見てしまう:生地を油に浸けて一晩寝かせる。大理石のツルツル大きな台で、魔法のように生地を薄〜〜く伸ばしてゆく。肉、野菜、チーズなどのネタを入れて、生地で円形に巻き込んでいくのが1つの方法。もう1つは、生地でネタを細長く撒いて、それをトグロ巻きにする方法。 このBurek Kingでは、今まではトグロ巻きだったのだけど、今回は重ね焼きだった。飽きて時々やり方変えるのかなあ。(トグロ巻きの方が、作り方のロジックも、歯ごたえも、腑に落ちる。) 先日、バスで隣り合わせになった知人、そういやユーゴ出身だったと思い出し、しばしBurek話。「あの辺りはさ、イタリア、ギリシャ、オーストリア、ロシア、中東...食べ物もごっちゃな影響受けて、結構美味しいんだよ。」と少し嬉しそう。そっか、バルカン料理なんて、肉を食べない私には縁がないと思ってたけど、ちょっと興味湧いてきました。 # # #
by rflux
| 2014-06-17 03:01
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