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古い絵を浴びに、ベルギーとパリへの小旅行。
◆ Royal Museums of Fine Arts of Belgium の、古典美術館でキックオフ!開館15分前から並んで入ったのもあって、大きな館内は空いていて、お目当てのブリューゲルを独り占め、という贅沢。 ブリューゲルって何人かいるようで、良く知らなかったけど、父が元祖で、子供二人は父を早く亡くしたけど、名を受け継いだ、んですね?(Wiki記事)で、今回よく観て、この元祖が圧倒的に良くて、息子のは全然好きでない、と分かった。 それにしても、その前の部屋にあったBoschの作品がやはり一番強烈。何が彼にこんな世界を生み出させたのか、悪夢のようだけど、中世の彼の暮らす環境では、日常生活に「何か」が潜んでいたのでは。彼や父ブリューゲルの作品をすべてまとめて観たいものです。 残念だったのは、照明。天井からの自然光は建物としてはいいけど、美術鑑賞にはペカっと平らに明るすぎて、反射で観づらいし、ムードもなし。一時代前っぽい。 対照的に、現代的な、アート鑑賞ムードを盛り上げてくれる照明をしっかりしてたのは、ココ: ◆ BOZAR: Centre of Fine Arts スペインの古典画家、Zurbarán特集。大変な混みようだった。彼は、英国美術館にあるコノ絵が昔から好きだけど、それ以外は知らないので、まとめて観られてよかった。ハっとするような現代的なグラフィカルな構成。 これが、真っ黒な壁にゆったりと並び、ちょうど絵の所だけボヤっと明かりが灯っている。暗闇に絵が浮き立つような、これこれ、照明はこうでなくちゃ。 # # #
by rflux
| 2014-04-25 03:17
| 観る (art & stage)
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