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土曜日の朝に受け取ったインド映画のDVDを、舌なめずりをして眺めているうちに、「こんなモノばっか見ていていいのだろうか..」という後ろめたさがフツフツと沸き上がり、これらを見始める前に、もう少しちゃんとした映画を見ておこうと、猛暑の中、久しぶりに映画館へ。 涼みも兼ねて、2本立て: 1) イタリアの巨匠 Ermanno Olmi監督「ポー川のひかり」 ( " Centochiodi " / Italy / 2007 ) 2) "The Hurt Locker " ( Kathryn Bigelow / USA / 2008 ) どちらもそこそこ期待しちゃったんで、どちらもピンとこなかった。残念。The Hurt Lockerってどういう意味なんだろ?傷つく事に鍵をかけてしまった人??彼女は何故あの作品を撮ったのか、彼らの任務のリアルさは最高のクオリティーで描かれているけれど、それだけのような。うーん、伝わってくるものが無かった。夏バテのせいかしら。 で、うちに戻って、まずは、コレ: " My Name Is Khan " ( Karan Johar / India / 2010 ) んだけど、特典映像で監督やスタッフが口を揃えて、「ボリウッドの枠から出て、『グローバル』スタンダードに挑戦した。」と繰り返すのが気になる。どうもこの流れは少し前からあるんだけど、彼らのいう「グローバル」って、結局「ハリウッド」のことで、ボリウッドから歌と踊りを無くして、舞台をアメリカにすりゃいいのか?っていうか、ボリウッドを抜け出して、ハリウッドになっちゃったら、つまんないじゃん! ボリウッドを脱出したって、"商業映画" (commercial films) の型から出るわけじゃないから、ハリウッドという別の「型」に入っていくってことなのか。ボリウッドはボリウッドでいいのに。当人は抜け出したいのもわかるけど...
by rflux
| 2010-09-05 23:12
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