![]() 18世紀の精密画、虎も象も、さすが実物みてる、この素晴らしい躍動感! 同じ時代の、伊藤若冲は、こんななのに... (これはこれでチャーミング。) ![]() 対照的に、素晴らしい雰囲気の、The Craft Museum。 ![]() ![]() ![]() # # #
今回、毎日2回通ったのは、ホテルから徒歩3分のKhan Market。ここに通うために、この街とこのホテルにしたのだ。クオリティーと便利さから、ここが一番、と決めうちに。
他のアジアの大都市とは違って、デリーもムンバイも、市内に巨大高級モールはない。「高級店エリア」といったって、見かけは、特に何てことない、ごちゃごちゃした所。狭い階段を上がった2階にお店があったりする。とても分かりづらい。なぜだろう?セキュリティのためかしら、テロを起しにくいとか?? 今回はこのKhan Marketに毎日2回通いつつ、GK1-N-Blockエリア、Connaught Placeの州別物産店などでも買物をした。 一番のお目当ては、初めてのインド旅行で、現地の友人が見せてくれて恋に落ちた、Kanthaというスタイルの刺繍のスカーフ。色、模様、手触り、全てに心を奪われ、とにかくこれらの美しいものを手元に置きたい、という強う物欲に囚われてしまった。 このKantha、このごろ、日本のブティックでも目にするようになったし、今回デリーでも品揃えが増えた印象だった。 Kanthaを手に入れるオススメスポットをいくつか: Manan (Khan Market)...モダンでおしゃれなデザインでかなり沢山揃えている。ベットカバーもあったけど、さすがに4万円ぐらいするのでやめておいた。こんどこそ.. Mauve & Pink (Khan Market)... 小さなお店で数は少ないけれど、質の高い素敵なデザインがあった。 Andhra Pradesh州物産店 (near Connaught Place)... Kanthaは、西ベンガルのクラフトなのだけど、なぜか南に離れたAP州のお店に、Kanthaの品揃えが豊富、と以前友人から訊いて、前もここに通った。今回も、やはり、量ではここが一番。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() # # #
4回目、2年ぶりのインド、5年ぶりのデリー。
現地4日半のクイック訪問。溜まりにたまった購買欲を満たす、わがままな自分への誕生日ギフト旅行です。こうなったら、悔いの無い買物をしっかりしよう。 GW後半の中途半端な日だからか、行きの飛行機はガッラガラ。エコノミーでも全員一人3席フルフラット、それでもまだ半分ぐらい空いていた。 大きな揺れもなく、9時間ほどでデリー国際空港着。暗く薄汚かった記憶の空港が、ぴかぴかに生まれ変わっていた。 ![]() イミグレも待たせない。こぎれいなハンサム兄さんが「コンニチワ〜」と笑顔で迎えてくれる。「日本いつか行きたいんだ。」などとフレンドリーに話しかけながら、サクっとスタンプ。わお。ニューインディアだなあ。 当日に調べて知ったのは、今、ルピーが安いってこと!2年前は、100ルピー=250円だったのに、今はなんと、150円まで下がっている。前回2,500円したものが、1,500円で手に入るってこと。これは助かる。 さて、"Pre-paid Taxi"にRs. 600払って、ホテルに到着。 実はここ、5年前に、予約を入れて、前日と当日2回確認の連絡を入れたというのに、辿り着いたら「手違いが発生いたしました。」とはじかれた、大変印象の悪いホテルである。一緒にいた友人が病に倒れ、苦しそうで、手違いのないよう、確認を徹底したのに、本当やな感じだった。(すぐに近くの系列高級ホテルに連れて行ってくれたのだけど、まるでそれを、恩着せるような態度だった。) でも、今回も、ロケーションでここしかなくて、再チャレンジ。こちらも、新規一掃、パリっと迎えてくれて、ノープロブレムであった。 ホテルというよりは、寄宿舎のような。。全体にジメジメして、古くさく、設備やレストランなど全てにおいてどんよりした感じだけど、まあ、部屋は広く、静かで、エアコンがしっかりきいて、オアシスでした。 明日からは、となりにある、この5年夢に見続けた、あの、Kahn Marketに、毎日通うのだ! # # # ![]() 後で教えてもらったら、「金・月・木」の並んだ状態だったんだって。ちょうど見られてよかった。得した気分。(しかし、どうも、「メランコリアじゃないの?」と不吉な気分にも。) # # #
こ、これは一体、なんなんじゃ〜〜〜〜!
アメリカの物好きなシネオタク友が教えてくれた。 何人の名前が分かりますか?日本勢は、タイトル通り、サビは黒澤だし、溝口、大島、小津、と入ってます。 どうも、00:13の一番最初のが分からないな...タランティーノ?でも、残りが全部、50-60年代のシネマ・マエストロたちなので、違う気がする。「カッポラ、カッポラ」と何度か繰り返しているのは、コッポラだよね、多分。 このビジュアルでこの歌詞、一体、何が起っているのか。想像するに、これらの「エキゾチック」な言葉は、未開の地の「呪文」らしい。だから、最後の方で、"Satyajit Ray"で、開けゴマになるのだ。 インドの若者が、分けも分からず、「アキ〜ラ、クロサ〜ワ、ヴィットリオデシ〜カ♪」って歌ってるんでしょうか。 個人的には、60年代の初期の作品が大好きな、チェコ出身の監督、"Milos Forman"が入っているところが、気に入っています。 # # # ![]() Melancholia (Lars von Trier / Denmark / 2011 ) はじめてLars Von Trierの映画で好きな作品となった。 過去に見た作品には、作品からムンムン臭ってくる彼の人間性というか、暴力的な思考の押しつけがいやでたまらないし、とにかく生理的にまったく合わなくて、強い拒否反応を起こしてしまった。(特にビヨーク主演"Dancer In the Dark"は、今思い出しても怒りがこみ上げる。) それでも、新作が出るとイヤイヤながらも足を運ぶのは、やはり彼は、凄いアーティストであり、見ておかないと、という気になる。 今回は、彼臭さがそれほどイヤでなくて、ムードと映像美を徹底的に堪能させていただいた。こんなムードと、気持ちと、瞬間を経験させてくれるなんて、最高の贅沢としか言いようがない。 決して「気持ちのよい」感覚ではない:ちょうど一年前の震災と福島原発のあの悪夢が、--多くの人々にとって、いまでもその「悪夢」は続いているわけだけど -- 、違う形にシャッフルされ、美しい映像で再現されているような、つまり、自分のトラウマが形を替え夢で繰り返されるような、ジンワリと強烈な体験だった。 そしてあの体験があったからこそ、この「終焉」が、スっと頭と心に入って来た。 詳しい事は知らないけれど、多分、この監督は、重度の鬱病で、彼にとっては、ごく個人的な表現なのかなと思った。 主演のKirsten Dunstonも素晴らしかった。心から楽しそうな笑顔と、魂がゴッソりと抜け落ちたような状態、そして、ヒタっとピントのあった静謐な状態、と、まるで別人に取り憑かれたような。 ところで、2点、「村上春樹」があった。正確にはこちらは月でなくて、メランコリアという惑星ですが、あまりにイメージが同じなのだ。 彼らも、1Q84のパラレルワールドにいる、と思いたいけど、Von Trierの場合は、絶対、壊れるべきは、現実の地球、だろうな。 # # # ![]() 安らかにお眠りください。素晴らしい芸術をありがとうございました。 しかし。尊敬の意をいだいているものの、実は2本ほどしか観た事がなく、なんと、「旅芸人の記録」も観ていないのです。この作品は、絶対劇場で見ないと、と思って、もう20年ぐらい我慢してレンタルでは見てないのだけど、なかなか上映にタイミング合わなくて...。 # # # ![]() 私にとっては、彼女の過去の存在は絶大。彼女を熱心に聴いたのは、中学生で、最初のアルバム2枚だけだったれど、とにかく彼女の歌で英語を勉強したようなもんだから、お世話になったなあ。 今聴いて、あまりいい、とは思わないんだけど、もうしみ込んじゃってるから、ハイになって(ナチュラルハイね、)歌いだすオハコは、"The Greatest Love of All"で、つい先日もペナンでYouTubeのカラオケクリップ見ながら一人で歌ったりしたのだった。 MTV全盛期でもあって、ビデオのインパクトもあった。特に、この↑"How Will I Know"は、R&B臭さのない軽くポップな雰囲気で、Whitneyが、信じられないほど細くて長い足と、キュっとしまった小さなお尻をサクサク揺らして楽しそうに動き回る姿に、クラクラに魅入っていた。こんな細い体から、どうしてこんなパンチのある声が出るんだろう、と。 この姿で彼女を覚えておきましょう。Rest in peace. とっくに話題になってますが、2/14日に放送された、"Glee" では、なんとWhitneyの、"I Will Always Love You"のカバーがあって、すごい偶然。(撮影はもちろん彼女の亡くなるずっと前に終わっていた。) # # #
スカンジナビア航空 (SAS) で、機内食の塩&コショウのパッケージを何気なくみる:
![]() 塩は叫んだ、「いつもあなたを崇拝していたわ!」 --と私は読んで、コショウさんのクールな態度と、こんなところに妙なストーリーを組み込んだSASの演出?がおちゃめだなあ、なんて感心してしまった。かなり沢山SASに乗ってるけど、初めて気付いた。 後に、他の人にこれを見せたら、「ふーん、On what grounds、ってわけね..」と気乗りしない様子で言うのを聞いて、"grounds"に、 「根拠、理由」と、「(コショウの)挽き具合」をかけてたのに気付いて、シャレかよ、と、何故か少し興醒めした。 でも、もしかして、この調子で必ず言葉遊びを入れながら、毎月、塩とコショウのクールでシュールな恋愛話を着々と展開させているかもしれず、そうとなると次も楽しみ.. 〜♪〜♬〜♪〜 数日前のBBCの記事、"Trendfear: Do you ever feel you're being left behind?"は、かなり自分に近いところの話だった。 ここに引用されている、イギリスの作家、Douglas Adamsが、1999年にSunday Times紙の「インターネット」についてのインタビューで発言した、人々のテクノロジーに対する反応に苦笑: 生まれた時に既にあった物は、当たり前。 もろもろ、図星...。今や友人間の会話はFacebook / Twitterでほぼリアルタイムに進んでいて、久しぶりに会った頃には、全てが語り尽くされた古いニュースとなっている。両方やってない私は、まず、SNSをやってないことを断ってから、「最近どう?」と切り出さないと気まずい、なんてことも。ふう。 同じ記事への読者からの投稿の中に、こんなのがあって笑った: I have a footer on my emails: # # #
またどっぷりと素晴らしい映画に出会ってしまった。
I Am Love ( Luca Guadagnino / Italy / 2009 ) 年末、レンタルしたあとに、劇場公開されていることを知った。暮れ、まずはレンタルで観て、心洗われる思いをし、年明け、早速劇場にも足を運んだ。 なんてセンシュアルで、洗練されて、美しい映画だろう。 オープニング、モノトーンのミラノの街のカット、研ぎすまされた音楽、そして何と言っても出演者名の美しいタイポグラフィーに、衝撃的にメロメロ。ああ、素敵。 音、色、香り、手触り、味、すべてが生き生きと伝わって来る、まさに「感じる映画」でした。 そして、主役のTilda Swinton、実に久々、つまり、1992年の"Orlando"以来の当たり役だと思った。(彼女は「アート」すぎて嫌みな役が結構あって。それにしても、せっかくいつもと違って、正統マダムルック↑で始まるのに、最後のほうはやっぱり"Tilda Swintonルック"になってしまうのであった。) 続けて2回観たので、2回目は、人物関係がよくわかって、更にディテールが楽しめた。小さな出来事、心の動きを、Tilda Swintonの微妙な表情が、全て語っている。 とにかく、ひたすら、大好きな作品! == ■ 渋谷のBunkamuraで観たのですが、映像もサウンドも、イマイチだったのが残念。レンタルのデジタル画像のほうがずっと良かったな。 ■ 終了後の盗み聞き:カップルで来ていた男性は相当腑に落ちなかったらしい:「なんかさ〜、自分のせいであんななっちゃたのにさあ、最後あんなしちゃってさあ、どうなんだよ。最初から最後まで美味しそうなもの食べてばっかりで、腹減ったよ。」 ■ それにしても、邦題は、「ミラノ、愛に生きる」です。間違っちゃいないけど、なんかセンス悪い... "I Am Cuba"って作品がありますが、これも、そのまま、「私は愛」でインパクトあっていいと思うんだけど。 # # # ![]() 数年前、アルメニア・グルジア旅行で出会った中年の姉妹は、二人ともイスラエルのテルアビブ大学の教授で、何度か旅路を共にするうちに、イスラエルとユダヤ教について、みっちりと濃い話をきかせていただいた。(彼らはパレスチナ人の人権保護団体で活躍しており、イスラエルの国家政策にはかなり厳しい意見を持った人たちで、余計に話は興味深かった。) 彼らの生き生きとした語りは、私の中に、それまでまったく興味のなかった「イスラエル」を吹き込み、コーカサスの素晴らしい景色に包まれながら、更に遠いイスラエルという異国に思いを馳せた。 今回のマレーシア、ペナンの10日間の滞在で、そのメタ・トラベル(?)をしたのは、ビルマであった。 大晦日、長旅を終え、ペナンの山奥にひっそりと佇む宿に辿り着くと、チェックインの書類を渡された。そこには、すでに私の名前などが手書きで記入されていたのだが、何ともクセのあるマルマルした文字←。 パートナーがこれを見て、「なんかビルマ語みたい」とつぶやいた。 2日後、これがドンピシャだったことを知った。この書類を書いたマネージャーを含め、この宿で働いているほとんどが、ビルマ人だったのである。 三日目のディナーはビルマ家庭料理のフルコース。前の晩がタイ式だったので、だいたい似たようなものだけど、もう少しシンプルかつマイルドな印象。 そして、チェックアウトする朝には、ビルマ式ブレックファーストを用意してくれた。"Mohinga"というビルマでは定番の朝ご飯のスープ麺料理だそうで、これが、正直、食のパラダイスであるペナンにして、今回口にした一番感動的な美味しさだったかも。 細い米麺に、魚介のしっかりとしたダシ、ほのかなカレー風味と、ミントの香りのするスープをかけ、トッピングをしていただく。このスープが絶品で、まろやかで、優しい、初めての異国味。 本式には、このスープは、ナマズを長時間煮込むらしいが、今回はどうやらパックになったものを使ったらしく、ペナンのダウンタウン、ジョージタウンで、このパックがないか探してみたんだけど、見つからなかった。 宿には、これからビルマに行くという一人旅をしている人もいて、ビルマについて宿の人を含めて、少し話を聞かせていただいた。 ![]() その後、ジョージタウンのホテルに移ってから、ビルマ仏教寺院があったので、覗いてみた。これまた、向かいにあるタイ寺院と大きな違いがないようであったけど、色使いや世界観が不思議で新鮮でした。ニュースではちょうど民主化に進む兆しを見せているビルマ政権が話題となっていた。 ~~ (写真)山奥の宿近くから、麓を眺める。この宿で、ケータイもインターネットもテレビもまったく無しで、のんびり過ごしたお正月、自然の音と柔らかな空気が本当に気持ち良くて、幸せなひとときでした。 # # #
2012年の映画鑑賞は、旅先のマレーシア・ペナンにて、まさにYear of the Dragonにふさわしい作品でハデに幕開け:
The Flying Swords of Dragon Gate (「龍門飛甲」/ Tsui Hark / China / 2011 ) Tsui Hark 監督、Jet Li主演!これは観るしかないでしょう。そしてこれが、マイ3D映画の初体験となった。この監督とアクションスター、"徐克 x 李連杰"といえば、私にとっては名作"Once Upon A Time in China"シリーズなのだけど、その途中で彼らは仲違いしたらしく、今回は久しぶりのコラボだそうだ。(とはいえ、登場人物が多く、このポスターに写っている人全部主役みたいで、Jet Liはあまり見せ所がない。) ワイヤーやCGになってからのカンフーは好きでない、という意見もあるけれど、私は、カメラと人の動きの躍動とクリエイティビティがあれば、何のテクノロジーを使おうと気にならない。 無理に3Dにしているところもあったけれど、めったやたらこちらめがけて飛んで来る刀や槍や弓や鋲の嵐に、快感。そして、クラっとするような跳躍や、爆笑ぶっとびファイトシーンが満載で、アドレナリン出っぱなし。特にラスト近くの「渦中ファイト」、ここまでヤルかよ!のやり過ぎが最高。 女優も美しい人を揃えているし、ポスターの右後ろにいるワル王子とダメ男の2役をこなす男子がとびきりビューティフル。台湾のChang Chen かと思ったけど、何とさらに色っぽい、中国のKun Chenという俳優・シンガーであった。 3Dって、変なメガネかけ、脳に無理をさせて、頭痛と吐き気ですぐにダウンするんじゃないかしら、なんて怖かったんだけど、そんなこともなかった。(ただ、一つ疲れたのは、字幕。映像に奥行きが追加された一方、字幕文字は2次元で置いてあるから、ズレが生まれ、3次元の映像と、2次元の文字情報を同時追うのは、脳に限界を覚えてしまった。今回は、中国語とマレー語の字幕で読めないので、あまり見なかったけれど。) # # #
|